歯を残す!!「接着治療」で守る歯の未来!破折歯を救う接着治療|川崎市武蔵中原|精密根管治療を受けたい方へ|歯を残すための専門ドクター

【近心根における歯根破折に対するスーパーボンドを用いた口腔内接着治療】

こんにちは♪

Dr.コンチです✌︎(‘ω’✌︎ )

武蔵中原駅から徒歩1分。

川崎市中原区の歯科医院。

武蔵中原駅前「ラウムデンタルクリニック」

当院における歯内療法専門医が施術する治療

一人ひとりの大切な歯を生涯に渡って残す“再発しにくい精密根管治療”

無菌化根管と専門医による高度な技術。

一般的な保険診療では到達できない

「確かな治癒力」を目指します!

今回のテーマは、

「破折歯における接着治療」です。

破折歯接着治療は、

歯を残すという側面から根管治療とも関わりの深い治療です。

破折歯における接着治療には、

口腔内接着(非抜歯)と口腔外接着の2つの治療方法があります。

本症例において、口腔内接着治療について臨床症例を交えながら解説していきたいと思います。

目次

はじめに

歯根破折に関しては、特に根管治療済みの歯によく起こりやすく、従来は抜歯が選択されることが多い状態でした。

しかし、最近では接着技術の進歩により、破折歯を保存する治療が可能になっています。

その中でも治療法として、スーパーボンド(Super-Bond) を用いて行う口腔内接着治療(非抜歯)は、有望な選択肢の一つです。

口腔内接着治療は、根管内における破折部に対してスーパーボンドを填入して流し込み、破折部自体を封鎖しながら数本のファイバーポストを挿入してスーパーボンドと一体化したファイバーコアによる支台築造(土台)を行います。

そして、セラミックによる最終補綴にて上部の封鎖を行い、治療終了となります。

症例概要

患者:

61才男性(抜歯回避を希望)

主訴:

咬合時痛および違和感

診断:

左下第一大臼歯の近心根破折

<術前評価>

臨床所見:

近心根に深い歯周ポケット形成(6mm以上)

・打診痛(+)

・歯肉腫脹なし

X線(レントゲン)所見:

近心根に沿って透過像を認め、垂直に破折線あり(歯根破折が疑われる)

遠心根に異常所見なし

治療計画:

①再根管治療

②近心根における破折部の接着封鎖

 遠心根における根管充填

③ファイバーコアによる支台築造

④セラミックによる最終補綴

現状の整理

61歳の男性で歯根破折が診断され、通常であれば抜歯もしくはヘミセクションの適応である。

患者が歯の保存を強く希望する場合、接着における条件を考慮して最新の接着技術を駆使した治療法、口腔内接着治療が選択肢となります。

ただし、歯を保存できるかどうかは、以下の条件に大きく依存します。

破折の範囲:

歯肉縁下への広がりは?

感染の程度:

根尖病変の有無・歯周組織の状態

根管内における出血状況:

根管内の出血の有無、止血できるか?

歯の機能性:

咬合負荷が過大でないか?

保存治療の選択肢

<口腔内接着治療(スーパーボンド使用)>

適応: 

・破折線が比較的明確で、接着可能な状態

・感染がコントロール可能

・咬合負荷の調整が可能

要点:

・スーパーボンドの湿潤接着性によって、象牙質・セメント質への強固な接着が可能

・破折部位の徹底洗浄・除菌が成功率を左右する

・過剰にかかる咬合力を避けるために、咬合調整やスプリントを考慮する必要がある

成功率:

適応症例では、約70%前後の成功率が期待できる

治療手順予定

①再根管治療および根管充填

歯根破折の影響で汚染された根管内において、過去に充填されている根管充填材(ガッタパーチャ)を機械的に拡大・清掃して、かつNaOCl+EDTAにて根管洗浄、さらに超音波による動的洗浄を追加することで、無菌的に処理します。

その後、歯根破折していない遠心根においてガッタパーチャによる根管充填を行う。

②スーパーボンドを用いた接着

次に歯根破折が起きている近心根における接着処置を行います。

スーパーボンドは 、4-META/MMA-TBB

(メタクリル酸メチル系接着剤)であり、象牙質やエナメル質だけではなく、セメント質や湿潤環境下でも高い接着性を示します。

処理手順:

1.リン酸処理(10秒) →水洗・乾燥

2.4-METAプライマー塗布

3.スーパーボンド填入→ 破折部分に流し込む

4.ファイバーコア築造→ 光照射

破折線がしっかりと接着されていることを確認

③最終補綴処置

最終的な被せ物として、封鎖性の高いセラミックのクラウンを装着予定。

<治療結果と考察について>

術後1年のフォローアップでは、透過像の縮小及び臨床症状の改善ができているかを確認する。

今後の長期的な経過観察は必要であるが、現状にて歯の保存に成功しているかどうかを臨床的に判断。

ポイント:

破折の早期診断と徹底した破折部清掃が成功の鍵

・スーパーボンドの優れた接着力により、歯根破折の治癒が期待できる

・長期的には補綴設計や咬合管理も重要

まとめ

スーパーボンドを用いた口腔内接着治療は、適応を正しく見極めることで、抜歯回避から天然歯の保存を可能にします。

特に、破折線が明確であり感染コントロールが可能なケースでは、高い成功率を示します。

「抜歯もしくは保存できるか」に関して分かれ道となる歯根破折症例においては、スーパーボンド接着による接着治療を治療選択肢として検討する価値があると言えるでしょう(*’ω’*)


根管治療における成功率を最大限に高める

無菌化×精密根管治療

再発しにくい根管治療を目指しています♪(´ε` )

歯の根の病気でお悩みの方は、

治療相談のご検討からお気軽にお越し下さい!

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

Dr.コンチ

医療法人社団玲瑠会

ラウムデンタルクリニック 

http://www.raum-dental.com/spn/

➡ 電話によるお問い合わせ:

tel:044-751-8217

歯内療法専門医 本山 直樹

出勤日:火曜日・日曜日

※祝日週の場合は、祝日出勤可

料金表

【治療内容】  【費用】(税別)
口腔内接着治療50,000円
ファイバーコア(土台)
オールセラミッククラウン(被せ物)
25,000円
150,000円
合計 225,000円

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