根管治療は二段構え ― 洗浄と封鎖がつくる無菌環境|川崎市武蔵中原|精密根管治療を受けたい方へ|歯を残すために専門ドクターが解説

こんにちは♪

Dr.コンチです✌︎(‘ω’✌︎ )

武蔵中原駅から徒歩1分。

川崎市中原区の歯科医院。

武蔵中原駅前「ラウムデンタルクリニック」

当院における歯内療法専門医が施術する治療

一人ひとりの大切な歯を生涯に渡って残す“再発しにくい精密根管治療”

無菌化根管と専門医による高度な技術。

一般的な保険診療では到達できない

「確かな治癒力」を目指します!

根管治療で大切なのは「細菌を取り除くこと」。

しかしそれだけでは不十分です。

なぜなら、取り除いた後に細菌が再び侵入してしまえば意味がないからです。

治療の本質は、

  1. 洗浄で細菌を極限まで減らす
  2. 封鎖で二度と侵入させない

この二段構えを成立させることにあります。

目次

❶洗浄だけでは不十分な理由

NaOClやEDTAによる洗浄は強力ですが、根管の複雑さやバイオフィルムの存在により、完全無菌化はほぼ不可能です。

「洗い切れない領域」が必ず残るため、洗浄だけでは再感染を防げません。

❷封鎖の役割 ― 二度と侵入させない壁

そこで重要なのが「封鎖」。

根管を気密に閉じ、新たな細菌の侵入をシャットアウトします。

  • ガッタパーチャでの充填
  • シーラー(特にバイオセラミック系)による微小漏洩の防止
  • 根尖部での生体親和性による治癒の促進

つまり封鎖は「取り切れなかった細菌を無力化する最後の砦」でもあります。

❸洗浄と封鎖は“別々の工程”ではない

従来の治療では「洗浄→充填」と段階的に説明されがちです。

しかし実際は、洗浄と封鎖は補い合うプロセスです。

  • 洗浄で細菌数を減らし、封鎖で残存菌の活動を抑え込む
  • 封鎖材が持つアルカリ性や生体活性が、洗浄しきれなかった部分をカバーする

この「二段構え」が揃って初めて、長期的に歯を守れるのです。

❹臨床から見える真実

実際の再治療でよくあるのが、

  • 洗浄不足で細菌が残存している
  • 封鎖が甘く、微小漏洩で再感染している

という2つのパターン。

つまり失敗症例の多くは、「洗浄か封鎖、どちらか一方が不十分」なのです。

だからこそ、洗浄と封鎖をセットで徹底することが重要です。

まとめ

根管治療の成功率を高めるには、

  • 洗浄だけでは不十分
  • 封鎖だけでも不十分
  • 洗浄×封鎖の連続性が必要

この二段構えこそが「長期的に歯を残す」ための根幹です。

ラウムデンタルクリニックでは、最新のアクティベーション洗浄とバイオセラミックシーラーを組み合わせ、再感染を許さない無菌的環境を追求しています。

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